2006年09月11日
百年の孤独 エリック・ドルフィー
ストック部屋をゴソゴソ。
あ・原酒がもう一本。あ・・・百年の・・
宮崎県 黒木本店 百年の孤独(40度)
初めて口にしたのは12~13年前。「なかなか手に
入らない」そんな話を聞きながら飲んだ。
ウイスキー?
透明な焼酎しか知らなかった私は、その色と風味に
びっくりした。こんな焼酎もあるんだぁ・・・
今でもはっきり 初めて口にした時の光景を覚えている
のは、それだけ衝撃的だったんだろう。
百年の孤独のラベルに
When you have music,after it's over,gone in the air.You can never capture it again.
今 貴方の聴いた音はこの瞬間の音。
いつしか空気へと消えてしまい、もう二度と 同じ音を聴く事は出来ない。
エリック・ドルフィーというジャズ奏者の名言だそうです。
そんなフレーズを、お酒のラベルに 皆が落としそうな程小さく・・・
何て粋な演出をしてくれるんだろう。
どうしても、エリック・ドルフィーの音を聴きたくて・・・
アルバム LAST DATE/穏やかで 情熱的で 優しくて 色っぽい。
きっと、とても温かい人だったに違いない。ハマってしまった・・・
黒木本店へ問い合わせた所、担当の方がお留守で。数時間後、わざわざ連絡を頂きました。
社長さんが エリック・ドルフィーの大ッッファンで
本も お酒も 音楽も、記憶と形との関係で 相通ずる物がある。後世に残したい物 として~
そんなお話をして下さいました。お忙しい中、ありがとうございました。
造り上げたお酒に、好きな本の名前『百年の孤独』、好きなミュージシャンの言葉をのせて。
カッコ良過ぎです。。まいった
次に 百年の孤独 を飲む時には、また違った味わい方が出来そう。
深~い魅力を含んだ 味わい深~いお酒だ。
上記した和訳は、友人の憲彦ちゃんと「こんな感じかなぁ・・」なんて言いながら
自らの感性を含み 訳したもの。なので
自分で聴いてみるのが一番。
憲彦ちゃん、ありがとね~
Posted by りょう虎 at 22:40│Comments(0)
│泡盛じゃないお酒