てぃ～だ かんかん

　お隣さんの家の前に、風になびく こいのぼり。


　｢まま、とらも こいのぼり ほしい。｣
　｢じゃぁ、今度 買いに行こうね。｣
　数日前、そんな約束を。


　今朝・・　 退屈そうな ちゃくし。
　｢虎、ママと こいのぼり 作ろうか。｣
　｢どうやってつくるの？｣
　｢先ず、新聞紙を下に敷いて。｣

　 鯉のぼり
　色画用紙　 のり(アラビックヤマト)
　クレヨン　 絵の具　 凧糸　 錐

　型を作り、ちゃくしに 目 と 鱗 を描かせる。
　グーの手でスタンプしたり　 パーで大きくぺったんこ　 玉葱を使ってグルグル鱗。
　｢まま、はんたいもかいていい？｣
　裏表、丁寧に頑張った。


　綴る順番に ちゃくし の拘りが(笑)

　｢これ(青)はぱぱ。｣
　｢次は？｣　　 ｢つぎはとら(赤)。｣
　｢次は？｣
　｢つぎはぁ・・ ちぃ(次女 / 黄色)。
　 だって ちぃ、れもんがすきでしょ。｣



　｢つぎはまま。 ままはぱー。｣
　｢どうして パー はママなの？｣
　｢だって、まま つよいじゃん。｣
　｢で、これがまぁ(長女 / オレンジ)。｣


　｢すごぉ～い。出来上がりぃ～ 外に飾りに行こうか。｣
　｢ここ！！ ここがいい！！｣　　 子供部屋の窓に飾られた。





　午後、PTA総会からの帰り
　余所のお宅のベランダに 大きい二匹のこいのぼり。
　｢虎見て。大きなこいのぼり。｣　　 ｢いいなぁ・・・｣
　｢虎のは何匹いる？｣　　 ｢1、2、3・・・ これだけ。｣
　｢いぃ～～っぱいだね。 帰って、ちぃに見せてあげて。｣

　帰宅後、長女と次女に ご機嫌でお披露目してた(笑)



　｢まま、またつくりたぁい。｣
　｢次は 七夕さん のを作ろうね。｣