てぃ～だ かんかん

　時間が遅いとはいえ、人通りの少ない市場。
　邪魔にならない様、ちゃくしの手を引き 大和 へ向った。

　店の前も、驚く程 人が少ない。
　｢待たせてごめん。｣
　｢あんなぁ、不景気やから ホント人が少なくてなぁ。
　 今日は並ばなくても良かったんや。
　 見てみ。寿司大ですら、ずっとあんな感じやぞ。｣

　お客と言えば、外国人観光客ばかり。
　日本人客は、ぽつぽつ・・


　大和さんに入るのは 数年振り。
　1時も過ぎれば ネタも殆ど残っておらず、
　うぅ～～ん と絞り出し　 コハダ ・ 青柳 ・ ミル貝 ・ 穴子 をつまんだ。
　時間が時間なので やむを得ん
　数貫つまんで、店を後に。　　　　　くゎっちーさびたん。



　｢やっぱ、寿司大行くんやろ。｣
　｢どっちでも良いよ。帰ろっか。｣　　 ｢いや。行くよ。｣


　少し並んで 店に入った。

　ウーロンハイ を呑みながら
　鱚 ・ 新小 ・ 秋刀魚 ・ 新烏賊 ・ 穴子
　ゆっくり ちょいちょい。


　ちゃくし、今日は 鮪(赤身)day だったらしく　一人で6貫 平らげた。
　(その他 / げそ ・ 蛸 ・ 付け出し(蛸) ・ 出汁巻き卵)
　それを頬張りながら　 ｢まぐろになりたい。｣　 の一言に笑った。
　｢鮪になったら 虎も食べられちゃうよ。｣

　15時半　 ボチボチ御暇。　　　　 くゎっちーさびたん。





　ハシゴ した甲斐があった かどうか。
　最近、心底旨い鮨 を食べていない気がする。

　旨い穴子 が食べたい
　そんな思いが残った一日。