てぃ～だ かんかん

　午前中、小学校(次女 ・ ちゃくし)の学習発表会へ。
　体育館に着くと、1年生のステージが始まっていた
　前半(1・3・5年生)の演目を観て、会場を後に。
　他の学年も全て観たかったが、館内は冷え 母を何時間も座らせるのは厳しい。
　ツレの事も気になる。





　帰宅後、急いで準備。
　間に合うかどうか分からんが、取り敢えず 東京武道館(綾瀬)へ向かった。

　綾瀬駅に着いたのは12時過ぎ。 雨足が強くなっていた。
　｢ダメだったぁ～～。｣　 ｢落ちたぁ。｣
　防具を担いだ人が、次々と駅へ歩いて来る。
　ツレと擦違うかも知れず、確認しながら武道館へ。
　電話が繋がらないという事は、まだ終っていないのか。

　館内入り口の貼紙を見ると、ツレの年齢の試験は第3会場。
　館内・第3会場に、道場の先生を見付け ご挨拶。
　先生に訊ねると ｢これからですよ。｣　　 何故かツレは 第2会場 となっていた。
　観覧席から、ツレを発見。　 気付かれない様見守る
　緊張している様子も無く、捨てた試験か?と思う程 心無く感じた。

　一次審査が終り、発表を待つ。
　観覧席からは、会場毎に貼り出された合格者の番号が見えず・・
　ツレの様子を見ていた。　掲示板を後にする姿を確認し、階下へ。
　バッタリ出くわし、一気に気の緩んだ顔の彼に　 ｢よしよし。お疲れ。｣　Hug。


　ってゆーかねぇ。
　そもそもが、17年ぶりに再開して まだ半年。
　試験に向け、週1×1ヶ月弱の稽古で受かりゃぁ
　ずぅーーっと稽古を積んできた方々に申し訳が立たん。
　まぁ、学生時代まで 文武両道 落ちる・負ける を知らずに生き
　今回 間違って受かったとして、厚かましさに輪を掛けた姿を見るのも悪くなかった(笑)
　がしかし、世の中そんなに甘く無い。 舐めんなよ。
　先ず、緊張感が無い。 気迫も感じん。 見栄えもせん。　当然な結果だ。
　真剣に身ぃ入れて、次の試験に向けて精進しな。

　ずぶのど素人だが、今しか言えないミソクソ。



　今回、私の留守中
　｢お母さんになぁ、
　 こんな自信の無い試験を受けに行くのは生まれて初めてです　 って言うたんや。｣
　ウチの母に、溢したんだそう(笑)

　｢けど、りょうが来なかったらあかんかったわぁ。
　 受かったら、今日でお金払わなきゃいけないらしくて。
　 金持ってきてへんし、そんな話聞いてなかったし。教えて貰ってなかったし。｣
　｢・・教える必要も無いと思われてたんじゃない？｣　　 ｢そうかもね～(笑)｣
　｢うん。けど、どっちにしたって大丈夫だったじゃん。｣　　 ｢まぁなぁ。｣
　｢さぁ、さっさと着替えて来て！｣



　今回 雰囲気を見るため というのが、当初の目的。
　熱ある意気込みに、美しい立居振舞いに、私にとっても 目と心の保養になった
　さてツレ。　 楽しみにしているぞ。