てぃ～だ かんかん

　｢ママ、明日 パパのお弁当に ないしょでチョコ入れて。｣
　Presentしたチョコを パパが一粒しか食べてくれなかったので、
　どうしても もっと食べてもらいたい次女。

　｢ママ、あのことおぼえてる？パパにないしょね。｣
　お弁当にチョコかよ・・　　そう思いながら、ラップに包んで詰めておいた



　娘達 と アシスタントちゃん達 に貰ったから・・もぉいいんじゃん？
　口には出さず、一日を 静かに さり気なぁ～く 過ごそうと思っていた。
　21時を過ぎた頃　 何か渡すもんないの　 的な空気を感じる。
　ツレへのチョコなど 用意していない。
　私が食べようと思って買ってきた箱が 一つ。
　バレンタインコレクションで出ていた商品だ。
　コレをあげたら もう同じの買えないじゃん
　バッグから出しかけては躊躇し　しまう事数回・・・

　一昨年だったか 一昨々年だったか、私の好きなトリュフを ツレに贈った。
　一週間後 触った形跡なし　 二週間後 放置ing　 一ヶ月が過ぎ リボンすら解かれていない
　私が贈ったトリュフを、全部 たいらげてやった。　　そして、気付かれなかった チッ！
　沢山貰ったって 食べれないの。

　そんなこんなで　 苦悩の末 ｢いる？｣
　嬉しそぉ～に 早速空けて・・　珍しい！！食べてるしぃ
　食べてるし・・ 　　ツレの嬉しそうな顔が 愛らしかった
　私のだったのに・・・　　キッチンで片付けをしながら 複雑な気分。
　なんだか・・　自分のチョコを 奪われた感じ(苦笑)
　｢1粒食べる？｣　そんな声を掛ける優しさが あなたには無いの？ なぁ、ないのか？？
　ほろ苦い 大人味のバレンタインデー　でありましたとさ。


　教訓 : いざという時の為に 2つ用意しておくべし