てぃ～だ かんかん

　高校時代からの友人に誘われ、伊計島へ。
　私が忙しくしているのを気遣い、声を掛けてくれたのだ。
　彼女が仕事をしている間、私は 潮の香に誘われ 浜へ下りた。
　干潮時 遠くまで引いた海を眺め、しばしお散歩。
　潮の満ち引きの音も良いが、この香が心地良い。
　体の力が 少しずつ抜けていくのが分かる。
　新しく また 力付けられるのを感じる。

　おかしい と思われるかもしれないが・・
　出来る事なら、海に住みたい。
　昨夏は、魚になりたい と思った(笑)
　と同時に、海人になりたい。　ずっと、海と一緒に過ごしたい。
　あ・・・　　潮溜まりを覗いて やっぱり ナマコ だけは苦手だ。
　情けない話しだが、見た瞬間 ワッ と怯んでしまう。
　処理された物を食べるのは好きだが、原形はどうしても 受け付けない。
　虫が 巨大化したものにしか見えん。


　ホテル敷地内に ハブに注意 の標識。
　無理だし　　一人で突っ込みを入れながら・・　思わず 辺りを確認。

　最近見ないが、実家の庭にも 毎年 何匹か訪ねてきた。
　野良猫と喧嘩して 負けちゃうハブ、脱皮した皮、
　マンホールの上を歩いているのを 父が退治した事も。
　悪い子じゃないんだけど、遭遇すると 危険。


　小学生の頃、友達のお父さんが 生きたハブを 泡盛に浸けるのを見た事が。
　おじさんの友達が捕獲したハブを、その友達と共に ハブ酒作り を始めたのだ。
　興味津 一部始終を眺めていたのを思い出す。
　こんな作り方で 飲めるんだろうか・・・　結果は謎。(見栄えは良かった)


　小学校低学年の頃だったと思う。 山原へ みかん狩りに行った。
　方々へ散らばり、それぞれが楽しく みかん を捥いでいると・・
　私の後方 そう離れていない位置にハブがいた。
　動いちゃいけないと言われ、係りの方の 捕獲作業を待った。
　今思い出しても、怖かった という記憶が無い。
　きっと、鈍臭い 呑気な子供だったんだろう(笑)